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「加計学園疑惑とは?」分かりやすくまとめてみた!【続報】衆議院予算委員会で加計学園問題の何がわかった?!

今回、またもや安倍首相の周辺で新たな問題となっている「加計学園疑惑」について、女性にもわかりやすく書いてみたいと思います。同じような話で「森友学園問題」がありますが、今回の場合は、直接安倍首相の知人という事のようです。

「加計学園疑惑」は、大きな問題であるにもかかわらずメディアの報道はあまりされてきませんでしたが、なぜ今、メディアもメディアも民進党も躍起になってきたのでしょうか?「森友学園問題」との扱いの温度差に疑問を感じました。

「加計学園疑惑」とは?いったい何なの?

加計学園の何が問題になっているのか?森友学園問題と何がちがうのか?一般人のわたしたちも注視していかなければいけない問題のように感じます。

加計学園が経営する岡山理科大学の獣医学部を、安倍政権が2015年に国家戦略特区として指定した愛媛県今治市に2018年4月に開設するとしていることが問題になっているのです。

出典:http://saigaijyouhou.com/blog-entry-15875.html

開設予定の市有地が無償譲渡(37億円相当)され、事業費192億の半額の96億を県と市が負担し、さらに過去50年以上認可されなかった獣医学部の新設が認可され、そのを官邸が主導したのではないかと疑われているということです。

そして、加計学園の加計孝太郎理事長と安倍首相は「腹心の友」と認め合う仲だそうで、安倍昭恵首相夫人も自身が力を注ぐミャンマー支援に、加計氏が現地まで同行してサポートしたといいます。

さらに、昭恵氏は加計学園の認可外保育施設「御影インターナショナルこども園」の名誉園長を務めているそうです。あまりにも関係が深い安倍首相夫妻と加計学園。もはや森友学園とは比べ様がないほどですよね。

なぜ変わった?文科省の対応!

加計学園から獣医学部の新設の申し出を受けた今治市と愛媛県は07年から8年間で15回も認可を申請したが、申請は全て却下された。しかし、第二次安倍政権が発足した12年12月以降、明らかに対応が変わったそうです。

14年、官邸主導の国家戦略特区の会合で獣医学部の新設が具体的な議論になり、15年6月4日に今治市と愛媛県が国家戦略特区制度を利用して獣医学部の新設を提案し、6月末には「獣医学教育特区」の設置が閣議決定されたそうです。

出典:https://biz-journal.jp/2017/05/post_19165.html

そして、翌年12月には新設を「一校限り」で認めることが決定、同様の提案を行った京都府と京都産業大学の申請は却下されたとか。これって、なぜ?どうして?って追求したくなりますよね。

実際、同じ自民党で、16年8月まで国家戦略特区担当大臣だった石破茂氏も、「不思議ですよね。なぜ大臣が代わることでこんなに進むのか」と疑問を投げかけています。

また、石破氏は「総理の大親友であれば認められ、そうじゃなければ認められないというのであれば、行政の公平性という観点からおかしい」とも語っているそうです。

これは森友問題の話ではありますが、今年3月の参院予算委員会で「私はもし、働きかけて決めているんであれば、やっぱりそれは私、責任取りますよ、当たり前じゃないですか」と語っています。

もしこれが事実となれば、安部首相の責任問題に間違いなくなってくるでしょう。

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なぜ今までメディアは報道しなかったのか?

なぜ、これほど大きな問題をメディアは報じてこなかったのでしょうか?これ、普通に疑問です。今年に入って、国会の証人喚問までした、「森友学園問題」よりも大きな話ではないでしょうか?なのに・・・です。

こうなってくると、以前から言われているある一つの「疑問」が頭に浮かんできます。それは、安倍首相の官邸から報道に圧力がかかったのではないか?という話。もちろん、確定的な話でなく推測であるのでしょうが・・・。

日本のトップである首相に「癒着」の疑惑がかけられることはあってはならない事です。もちろん、近代国家「日本」の中で報道統制とかあろうはずはないものと思いますが、そう信じれる何かを示してほしいですね。

しかし、その後、一旦報道がされるようになってくると、メディアで取り上げられる機会も多くなって来ました。ということは違うのか?この辺をスッキリさせる情報はありません。

一旦、まとめてみる!

今回の「加計学園疑惑」はまだ「疑惑」の段階です。これが「問題」となる事があれば、安倍政権を揺るがせかねない「問題」になる事は間違いないでしょう。

しかし、現段階では、「森友学園問題」のように情報が錯綜するほど出ることもなく、情報量がきわめて少ないですが、今後の展開については注目していかないといけませんね。

この記事でも、不定期で、新しい情報が出れば更新していきたいと思います。

5月25日、文科省前川喜平前文部科学事務次官記者会見!

文部科学省の前川喜平前事務次官が記者会見。加計学園を巡る文書を「本物」と証言。証人喚問に応じる意向を示したことを受け、民進、共産、自由、社民の野党4党は26日に国対委員長会談を開き、前川氏の証人喚問を与党に要求する方針を確認します。

「官邸の最高レベル、総理のご意向」。こういった文書があるやなしやで、怪文書として取りざたしてきましたが、前川氏の発言で「怪文書」の定義から外れてきた感じがします。

今回の前川氏の会見でのポイントは・・

  • 「総理のご意向」だという文科省の内部文書は存在するのか?そして本物か?
  • 過去に数十年認められていない獣医学部の設置許可は、最初から加計学園だけのものだったのか?

これに関して、前のポイントについては、前川前次官は文書について、本物であり、確実に存在していたと明言しています。

後のポイントについては、「暗黙の了解として加計学園ありきということがあったのは事実だ」と話しているそうなので、どうやら加計学園に関してのみの設置許可の検討だったことがうかがえます。

また、前川前次官は国会での証人喚問も「証人喚問があれば出ます」と発言し、発言に自信を見せたように感じます。

今回の記者会見を受け、菅官房長官の会見では「辞めた人」「地位に恋々としがみついていた」などの発言しかなく、前川氏個人に対しての攻撃でしかありませんでした。

このことで野党は証人喚問陽性となるのでしょうが、菅官房長官の対応を見る限り、なかなか前に進んでいかないような気がしています。

次の情報が分かりましたら、追加記事を書いていきたいと思います。

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「総理は言えないから私が」は本当?

「加計学園」の獣医学部新設計画の問題で、前川喜平前文部科学事務次官への取材記事を朝日新聞が掲載。昨年9~10月に和泉洋人首相補佐官と首相官邸で複数回面会して、「総理は自分の口から言えないから、私が代わって言う」などと言われたと証言。

前川氏としては、「獣医学部新設を早く認めるよう求める趣旨だった」と受け止めたとしています。その際には、「加計学園」という具体名は出なかったと記憶しているが、加計学園の件であると受けとめたそうで、またもや波紋を呼びそうな内容です。

昨年9~10月は国家戦略特区での獣医学部新設について、内閣府と文科省の担当者間で協議が続いており、農林水産省などから新設に必要とされる獣医師の需給見通しが示されないとして、文科省が慎重姿勢をとっていた時期にあたるそうです。

時期が重なる事から、話が本当なら首相補佐官の焦りの発言で間違いないんでしょうね。問題は、言った言わないの話なので、これを証拠とすることは難しいでしょう。ですが、国民は真相に近いと受け止めるのではないでしょうか。

文科省、世論に押し切られていやいや再調査!

内閣府が文部科学省に対し「官邸の最高レベルが言っていること」などと早期開学を促したとされる文書について、文科省が一転して再調査の方針を明らかにしました。国会などで連日追及され批判が高まる中、世論に押し切られる格好になったわけです。

松野博一文科相は9日の会見で、「広げる必要があると認識している」と述べ、前回の調査よりも拡大する方向を示している。しかし、再調査の対象や時期を具体的にしていないところからその場しのぎではと思えてしまします。

また、メールの写しなどが発覚していることに関して、松野氏は「早急に検討し、徹底した調査をしたい」と強調してはいます。しかし、それが明らかになる事はあるのでしょうか?

なにせ、松野博一文科相は、5月19日に「確認できなかった」との調査結果を明らかにし、その上に「出所不明」を理由に再調査を拒んできた経緯から、この先新しい事実が分かったにしても、それは表に出ることのない気がしてしまいます。

「官邸は『再調査しない』の一点張りでしたが、それでは収まらないと考えたんでしょうね。やっとね。初めからしっかり調査していれば、ここまで疑われることもなかったでしょうに。

とはいえ、民進党の調査プロジェクトチーム座長の今井雅人衆院議員は「時間稼ぎだけで、形だけの調査に終わるのではないか」とコメントしたそうですね。正直、今までの流れを見ればそう思えてしまいますよね。

はたして、新事実が明らかになる日はあるのでしょうか?

あった!「内閣府審議官との打合せ概要」

文科省は、国会で追及された「総理のご意向」などと書かれた「内閣府審議官との打合せ概要」とされる文書などが省内に存在するかを確認。

関係者によると、8枚のうち「総理のご意向」など6枚については同様の文書が見つかったということです。ということになると、2種類存在することもある事になりますよね。しかしそこ実は触れていないようですね。

民進党などが公表した文書と様式などが一部で異なるとのこと。「官邸の最高レベルが言っている」と記された「打合せ概要」は同内容の文書が確認されたわけです。確認された文書は、職員のパソコンの個人フォルダーなどに保存されていたとのことです。

同省は先月19日の調査では「存在は確認できなかった」と結論付けていましたが、前川喜平前文科事務次官が記者会見し、8枚の文書に関して「在籍中に共有していた文書で確実に存在していた」と証言しています。

それから、一部の現役職員が報道機関に文書の存在を認めるようになり、文科省は再調査を始めた訳ですが、そんなに簡単に見つかるのだったとしたら、前回の調査とやらは何だったのか?と思ってしまいますね。

そして前川氏は、「文科省専門教育課がつくり、職員が内閣府の藤原豊審議官がおっしゃったことを書き留めた」と説明。一方で、藤原氏は国会答弁で「内閣府として『総理のご意向』などと申し上げたことは一切ない」と反論しています。

つまり歯車がかみ合っていないわけで、どんな決着をつけるのでしょうか?このやり取りについては、我々国民は茶番劇をみせられているのではないでしょうか?わたしたちが観たいのは、ドキュメントなんですけどねえ。

加計学園問題にまた新たな新文書!?

いつまで続くんでしょうか?このいたちごっこは?学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる一連の問題で、また、文科省の中で新たな文書の存在が6月20日、明らかになりました。

この中で、総理が開学の具体的時期に触れていたことが記されている内容だそうで、だとすれば、これまでに分かってきた内容と一致する部分が出てきます。

安倍首相は、記者会見で「政策と関係ない議論に多くの時間が割かれ、国民に大変申し訳ない。つい、強い口調で反論するわたしの姿勢も反省している」と話しました。これで幕引きといきたかったのかもしれませんが・・。

萩生田副官房長官の関与を疑わせる新文書は、NHKの「クローズアップ現代+」の放送で発覚しました。官邸は「怪文書に近い」といつもの答弁も、翌日には松野文科相が文書公表せざるを得ない事態になりました。

  • 野党の民進の蓮舫代表は「首相は20日の党会合で説明責任を果たすと言った。堂々国会で答弁してもらいたい」
  • 共産の志位委員長も「これは疑惑の核心だ。野党4党が結束し、集中審議と関係者の証人喚問を強く求め、真相究明のため手を尽くしたい」

菅官房長官は20日の記者会見で「総理は全く関与してないと明確に申し上げている」と話し、無関係を強調しています。

まだまだ、真相究明がされたとは思えないこの問題。いったい、どこまで続いていくのか?次に行われる都議会議員選挙にも影響しかねない問題となってきていて、目が離せない状態です。

既に、自民党の二階幹事長は都議選と国政とは違うと言わんばかりの発言をしていますが、はたして、都民・国民の出す結論は以下になるでしょうか?都議選の争点は、他にもたくさんあり過ぎていますが、興味を持って見守らなくてはいけませんね。

加計学園問題、閉会中審査のゆくえは?

学校法人「加計学園」問題をめぐって参院の閉会中審査が10日行われ、官邸の関与を主張する前川喜平前文部科学事務次官と、愛媛県今治市への獣医学部誘致を進めた加戸守行前愛媛県知事が参考人として質問に答えています。

出典:http://www.sankeibiz.jp/macro/news/170710/mca1707101316015-n1.htm

「私がゆがめられたと思っている部分は、規制緩和の結果として加計学園だけに獣医学部の新設が認められるに至ったプロセスだ。不公平な部分があるのではないか。解明が必要だ」と前川氏は発言。

これに対し加戸氏は、「10年間我慢させられてきた岩盤にドリルで穴を開けていただいた。『ゆがめられた行政が正された』が正しい発言ではないか」と対立した。

落ち着いた様子で答弁した前川氏は、首相官邸の高官たちの関与について話し、その中で、和泉洋人・首相補佐官の関わりについて・・

  • 「私が昨年9~10月、和泉補佐官のもとを訪ねて、この件についてお話をちょうだいしたことはございます」
  • 「私が直接指示を受けた」
  • 「和泉補佐官が様々な動きをしておられたのは文書を見ても明らか」

というように発言し、関わりがあったことを強調したように思えます。

今回の閉会中審査でわたしなりに思ったのが、国民が知りたいと思っている大元は、「総理大臣が友人の学校である加計学園に対し便宜を図ったのかどうか?」であってそのわきのことは、とりあえずはいいかなぁって・・。

もちろん、大元の問題をひも解くためにやってるのでしょうが、「天下り」とか「出会い系バー」への出入りなど、前川さんの話はあまり興味がない。それこそ、印象操作なのではないかと思ってしまいます。

そして、その情報を集める私としても気を付けたいのが、情報発信をするマスコミによってかなり見方が違ってきているという事。つまり、どの新聞を読むか?どの雑誌を読むか?によってかなり意見が違っています。

読み聴きする私たち国民も、しっかり判断していかないといけません。そして、本当に国民目線で頑張ってくれているのかはどこなのか?を、きちんと判断していきたいですよね。わたしの独自の意見が多くなり失礼しました。

新しい証拠?「記録」とは?

加計学園の獣医学部新設問題で、また、新たな事実が判明か?と言われています。それは、学部新設が決まる2ヶ月前、地方創生相の山本幸三氏が日本獣医師会の幹部と面会し太事実があり、その記録が残っていたというのです。

その記録には、「愛媛県今治市や加計学園と具体的に言及し、新設する方針」とした記録だというので、また新たな事実が浮き彫りになった形となります。

これに対し山本氏は強く反論しており「獣医師会側の思い込みと私の発言を混同したもの」「四国で決まっているという発言はまったくしていないが、獣医師会側がそうだと思い込んでいろいろ発言していた」とコメント。

さらには、「私はだいたい黙って言い分をずっと聞いていた」と述べています。そして、これに対し獣医師連盟の北村直人委員長は「大臣がほかの面会と混同しているのではないか」と山本氏の反論に対して応える形でコメントをしています。

この報道に対し20日放送の日本テレビ系の「情報ライブ ミヤネ屋」で、司会の宮根誠司さんが、厳しい指摘もしたうえで宮根さん自身の持論を話していました。こんなふうに考えてる人もおられるということで紹介したいと思います。

出典:https://ameblo.jp/ikaretai/entry-12173966792.html

宮根さんは「文書があって『思い込みでしょう』とか『面会を混同してるんでしょう』なんていうことが、普通民間企業だったら許されないこと」と厳しく非難していました。

また、「何十億円というお金が動いているわけですから」「言った言わない、もらったもらわない、認識してたしていない。こんな話がずっと森友学園あたりから続いている」とも指摘していました。

そして、「加計学園で決まってるなら決まってるでいい」「加計学園を作ることにどういう意義があって、それがたまたま安倍さんのご親友がやってらっしゃる」「でも日本のためになる今治のためになるっていうのであれば腑に落ちる」と発言していました。

こういう受け止め方をしている人もいるということです。国民の、あるいは四国の、愛媛県の、今治市のためになってみんなが豊かになる事であればいいんじゃないのという考え方はあると思います。

ただ、それを表に出せないのであれば、イエナに何かがあるのではないかと感がられるのは仕方ない事。宮根さんは「民間なら・・」と言ってますが、国会議員だからこそ許されないのではないかと思います。

いろんな意見があって良いと思います。宮根さんの意見の様にみんなのためになってほしいものですし、もしそうであるのなら、表立ってやってほしい事ですね。

やはり、期待はずれ!閉会中審査!

学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題で、衆院予算委員会で安部晋三首相が閉会中審査に出席し答弁をしました。

和泉洋人首相補佐官から「総理は言えないから私が言う」と言われたと証言した前川喜平前文部科学事務次官が、この日も出席。「私の記録と記憶に基づいて」と前置きしながらも、詳細に当時の様子を話しました。

和泉首相補佐官は前川氏と会ったことは認めるも、「記録がないため、どういった意図であったかは確認できない」と答弁しました。

前川前文部科学事務次官が証言した内容については、「こんな極端な話をすれば、私も記憶に残っています。そういった記憶はまったく持っておりません。したがって言っておりません」と否定しました。

「言わなかったのか、言った記憶がないのか」と、さらに確認を求められると、「記憶に残っていないので、私の記憶に従って答えるしかないわけだが、言わなかったと思う」と答え、結局は水掛け論。

「やはり・・」と言わざるを得ない内容に終始しました。記憶も記録もない。さらには証拠もない。結局何も分からない。とないない尽くし。

結局、真相は闇の中となってしまうのでしょうか・・?

閉会中審査終了!加計学園問題の何がわかった?

7月24日、25日に行われた弊害中審査で、安倍首相を含め答弁する中でなにがわかったでしょうか?25日には部隊が参議院に変わった集中審議。少しまとめてみます。

まずポイントとして・・

  • 長年の友人が理事長を務めている獣医学部の新設をめぐって、特別扱いがあったのではないか?
  • 首相の意向、そして、行政はゆがめられていないのかという疑惑。

この疑念に対し、集中審議で、首相の答弁したのは・・

  • わたしが指示したことは全くない
  • 加計学園の申請は、正式決定した1月20日に知ったんだ
  • 行政はゆがめられたのではなくて、岩盤規制の改革を指示したものであって、その過程に一点の曇りもない
  • この計画を白紙にすることは考えていない

これまでの説明と同様の説明。この結果に、マスコミによっては、どちらに有利に働いたか?とか言ってますが、そもそも、真実を追求していこうというものではないのでしょうか?

この集中審議、安倍政権の信頼回復につながるものとなったのかというと、わたしはならなかったと思います。それどころか、「かえって疑惑を深めた」とすら思えています。

内閣の支持率下落が続く中、今回の集中審議は、安倍首相自身が出席を決断し、実現したもので、低姿勢を貫くことで不信感を払拭し、8月3日に予定される内閣改造につなげる狙いがあったのは言われている通りでしょう。

しかし、そのようにイメージできた人は少なかったのではないでしょうか?しかし、野党側も、安倍首相と加計学園を結びつける決定的な証拠を突きつけたことにはならず、事実解明にはほど遠く、もやもや感が増した感じですらありました。

次も、重要情報などが分かり次第追記していきます。

加計学園問題に新たな展開!?

加計学園問題で新たな事実が発覚し、政界に激震が走っています。朝日新聞によると、15年4月の官邸での面会後に、愛媛県の職員が作成した記録文書が存在すると報道しました。その記事によると、文書には柳瀬氏が述べた言葉として「本件は、首相案件」と書かれていたようです。

さらに、愛媛県の中村時広知事が4月10日の記者会見で、自らヒアリング調査をしたと説明したうえで、「当時の担当職員が、備忘録として書いた文書であると判明した」と、文書の存在を認めました。

「本件は、首相案件となっており…」との会話がなされてたとするならば、安倍首相が、「加計学園の獣医学部の新設計画をはじめて知ったのは、昨年1月20日だった」と国会で答弁したのがウソになってしまいます。

加計学園問題では、官邸で話された内容は全く謎でした。それが面談したとされる日から、それまで門前払いだった加計学園の獣医学部新設構想が大きく動き始め、トントン拍子で17年1月に国家戦略特区の事業者に決まったわけです。

柳瀬氏は面会の事実について、国会で「記憶にございません」何度も繰り返しています。このことに関して安倍首相は、「都道府県の作成の文書で政府の文書ではない。政府としてコメントする立場にない」と繰り返し、一方で、15年4月に官邸で愛媛県や今治市側と会ったとされる柳瀬氏について「私は部下を信じて仕事をしている。柳瀬氏の発言は信頼している」と話しています。

首相は「私の関与がないのは明白」と主張していますが、疑惑を晴らす場にはならなかった気がします。かといって、野党もこれだけの材料がありながら政権を追い込めなかった感は強く、これ以上の材料が出てこないと、この問題は終息に向かっていくのではないかというん気がします。

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