今回の話題は日帰り温泉です。温泉は昔から日本人が好きなものの一つですが、いつの頃からか、「温泉に一泊して、お酒も飲みながら湯に浸かる」ではなく、「どこかで遊んで、温泉入って家に帰る」といった生活パターンが生まれ、「日帰り温泉」と呼ばれるようになりました。
この日帰り温泉を、今回は中国地方に限定して、ランキングされているものの中からおすすめの秘湯や穴場温泉など厳選して紹介していきたいと思います。そして、ここが問題なんですが、それを厳選するのは「わたし」が厳選させていただきます。
実は、わたしは中国地方の温泉が好きで、結構色んな温泉に入らせてもらっています。そのわたしのメガネにかなった温泉のご紹介です。同時に、カップルや家族風呂や子連れ情報も入れてみたいと思います。
日帰り温泉について
そもそも「温泉」とはどういったものを指すのか?というと、地中から湯が湧き出す現象や湯となっている状態、他にその場所を示す用語の事だそうです。その熱水泉を用いた入浴施設も一般に温泉と呼ばれる。人工温泉と対比して「天然温泉」と呼ぶ場合もあるようですね。
熱源は、火山の地下のマグマを熱源とする火山性温泉と、火山とは無関係の非火山性温泉に分けられ、含まれる成分により、さまざまな色、匂い、効能に違いのある温泉があるようです。
日本の温泉法の定義では、必ずしも水の温度が高くなくても、普通の水とは異なる天然の特殊な水(鉱水)やガスが湧出する場合に温泉とされています。「本物の温泉なの?」とか言うときはこの温泉法によるものか否かということのようですね。
そして「日帰り温泉」というのは、恐らく旅行会社関係の方がつけた名前かと思うのですが、一泊して温泉に入ってといった昔の温泉と違った意味を与えるため、一泊しないで日帰りで帰ったことから「日帰り温泉」と言われたもののようです。
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中国地方の日帰り温泉!
それで、わたしがなぜ中国地方の温泉が好きかというと、「海温泉」「山温泉」の両方が楽しめるからです。海とか山というのは、そのままのことで、海に近く温泉自体から潮の匂いのするものや、山にある温泉では「ヌル」っとした感触で、後でつるつるになるものもあります。
しかも、距離的に海と山が近く、朝は海温泉、夜は山温泉などとやろうと思えばできる環境で、中国地方の温泉に注目したわけです。四国や九州もそんな温泉が多いですが、今回は中国地方のそんな日帰り温泉を厳選します。鳥取→島根→岡山→広島→山口の順で見ていきたいと思います。
鳥取県のおすすめ
まずは山陰の鳥取島根ですが、この二県にはいい温泉が集中しています。鳥取の場合は、大御所の皆生温泉があります。他にも三朝温泉、関金温泉、東郷温泉、羽合温泉など、温泉どころと言っていいでしょう。
特に、今時、秘湯と言っていいのが三朝温泉の混浴河原風呂です。男性の目が輝いてきましたね(笑)。でも、本当に混浴です。しかも字の通り河原。なので橋からも河原からも丸見え状態。脱衣場も男女共用です。ちなみにタオル巻きはNG。見られたい願望の方必見です(笑)。

出典:http://xn--toru74ax59a0sk.com/archives/10422
お湯は無色透明でミネラルを多く含んでいるので、肌触りのいいまろやかさです。かつ、放射能泉に浸かると新陳代謝が活発になって免疫力や自然治癒力が高まるという効能のようです。開放感あふれる温泉。ちなみに無料です。しかし、カップルや子ずれには不向きかもしれませんね。
島根県のおすすめ
そして、お隣島根県。島根は温泉の宝庫。そこかしこに温泉があります。書くときりがないほどですが、有名なのは玉造温泉でしょう。そして私が一番驚いたのが玉造温泉長楽園の露天風呂の広さ。仰天ものでした。しかし残念なことに、この長楽園は宿泊のみ。時間に余裕があるときはぜひ。
わたしが島根でおすすめしたいのは、知る人ぞ知る安来市の「比田温泉」。子連れは気兼ねなし。カップル向きではないかもしれません。正直、綺麗すぎる設備とかではないです。しかし、温泉の質が好きな温泉でした。

出典:http://www.yumeshirasagi.or.jp/yudasansou/
泉質はアルカリ性単純弱放射能泉。効能は神経痛、痛風、高血圧症などです。そして料金がリーズナブルで、大人410円、小学生以上の子供250円です。
岡山県のおすすめ
今度は岡山県。岡山の温泉は、どちらかというと、わたしは山側の方が好きですね。ひなびた温泉では奥津温泉。湯郷温泉や湯原温泉もいいですね。そんな中、本当の露天風呂だけという穴場「湯郷新温泉」がいいと思います。ただし、本当の温泉好きしか不向きでしょうね。

出典:https://blogs.yahoo.co.jp/skoyano2000jp/12674261.html
この「湯郷新温泉」は美作市営の露天風呂です。なお、露天岩風呂のみの施設で、洗剤は利用できません。料金は、大人300円中学生以下の子供200円です。マニアックな温泉ではありますね。
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広島県のおすすめ
そして広島県。正直、広島はこれといったのが思いつきませんが、施設としていいなって思ったのが「庄原さくら温泉」でしょうか。別名「かんぽの郷庄原」。綺麗ですし、カップルや子供連れでも楽しめていいでしょう。

出典:https://www.kanponoyado.japanpost.jp/shoubara/ofuro/index.html
種類も露天風呂、内主浴槽、打たせ湯、泡沫湯、寝湯、ハーブ湯、ミストサウナ、エステバス、肩たたき湯、ビュティーバスなど豊富なのもゆったり過ごせる感じでいいです。
泉質はアルカリ性弱放射能泉で、無色透明。料金は大人650円、子供(6~11歳)320円と、リーズナブルな方でしょう。 綺麗だし気に入ってます。
山口県のおすすめ
そして山口県。実は山口も温泉の宝庫。有名なのは湯田温泉でしょう。しかし、わたしがご紹介したいのは黄波戸温泉。ここも知る人ぞ知る温泉になるのかなぁ。海の匂いのする温泉です。

出典:http://www.oidemase.or.jp/tourism-information/spots/13651
深川湾を臨む高台にある日帰り入浴施設。対岸には青海島が見え、露天風呂からの眺望は絶景で、夜には漁火を見ることもできます。泉質は若干の硫黄分を含む単純温泉。
子連れでも気兼ねがいりませんね。カップル向きとは言えないかも。料金は、大人400円、小学生200円、幼児(1歳以上)100円というリーズナブルさ。
わたしがおすすめする秘湯・穴場大賞は?
山口県・俵山温泉です。ここは、安倍首相がロシアプーチン大統領を迎えた湯本温泉からさらに山を上がった温泉です。ここの温泉に入った時、温泉に入るとかぜひかないっていうのはこのことなのか?と実感します。もうポッカポカ。
ハッキリ言って、カップル向けでも子連れ向けでもないかもしれません。なにせ、浴槽のみの温泉です。だけど、お風呂入ってる時と出たときにきっと女性なら「何これ???」って思うこと請け合い。お肌がつるつるになっています。彼女を津tれて行けば喜ばれるかも…。

出典:http://tawarayamaonsen.com/onsen.html
騙されたと思って行ってみてください。温泉好きなら満足されるはずです。俵山温泉の原点は「町の湯源泉」。古くから療養泉として親しまれ多くの入浴者が訪れます。源泉は施設内の敷地から湧出、源泉かけ流しの温泉です。「正の湯泉」を活用した家族湯もあります。
泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)。効能は 神経痛、筋肉痛、関節痛、リウマチ、五十肩、運動麻痺、間接のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進。
料金は、 大人420円、小学生160円、幼児90円。家族湯は、 大人3名以内2,500円で1名増えるごとプラス600円(予約が必要です)。
カップル・子連れにおすすめ?
カップルや家族連れにおすすめしたいのが、「薬師湯」。薬師湯は、温泉津にある世界遺産の温泉で日本温泉協会の天然温泉の審査で最高評価の「オール5」を受けた100%本物のかけ流し湯温泉です。

出典:https://onsen.nifty.com/ooda-onsen/onsen003604/
もし、あなたがひなびた温泉がお好きなら、是非。近くには世界遺産『石見銀山』がありドライブが手たでもいいかと思います。料金は、大人350円、1歳~小学生200円。貸切り(40分)は、大人650円、1歳~小学生300円です。
『中国地方日帰り温泉の秘湯・穴場』まとめ
今回は、わたしの好きな中国地方の日帰りで行ける温泉で、秘湯・穴場的な温泉を紹介してみました。実際、少しマニアックなものも含めて紹介していますので、一般向けではないかもしれませんが、面白い温泉ばかりです。
施設として温泉だけとかのところも多いですが、温泉に入ることが目的なら、これらはご家族連れでもカップルでも、なかなか面白い温泉だと思ってもらえると思います。紹介した温泉は・・
- 鳥取県:三朝温泉
- 島根県:比田温泉
- 岡山県:湯郷温泉
- 広島県:庄原温泉
- 山口県:黄波戸温泉
- 秘湯・穴場大賞:俵山温泉
- カップル・子連れ:温泉津温泉
でした。参考にしてみてください。なお、施設や料金は、変わっている可能性もありますので、お出かけになる時は前もってご確認をお願いいたします。
さあ、『日帰り温泉』へ、レッツゴー!