今日のご紹介となるのは『サンドイッチマン』の話題です。私のサンドイッチマンの印象としては、二人ともラグビー経験者と言う事らしくガタイがいい。っていうか、ひょっとして「太ってる」ってイメージですね。
そしてサンドイッチマンがスポットライトを浴びたのは「M-1グランプリ」優勝でした。2007年の事でしたね。しかも、決勝に這い上がったのは敗者復活戦からというドラマチックなものでした。
今回、過去のM-1グランプリ優勝者の中から「あなたが選ぶ『ベストオブベスト・M-1王者』は?」を日本最大級のポータルサイトYahoo!の意識調査でサンドイッチマンは見事№1に輝いたのです。
サンドイッチマンが『ベストオブベスト・M-1王者』になぜ選ばれたのか?東北出身のお二人は東日本大震災も経験されており、被災地のためにと活動される東北魂もお伝えしたいと思います。
サンドイッチマンのプロフィール!

出典:http://meigen.keiziban-jp.com/sand
- メンバー
- 名前:伊達みきお(だてみきお)
- 生年月日:1974年9月5日
- 担当:突っ込み
- 有吉がつけたあだ名:田舎のポン引き
- 名前:富澤たけし(とみざわたけし)
- 生年月日:1974年4月30日
- 担当:ボケ
- 有吉がつけたあだ名:哀しきモンスター
二人は仙台商業高校の同級生でラグビー部所属。下済みも長かった二人ですが、2005年に「エンタの神様」に出演し知名度が上がり始める。その時のネタは『ピザのデリバリー』でした。
その後、「M-1グランプリ2007」で大会初の敗者復活枠からの優勝を果たし、「ますだおかだ」「アンタッチャブル」に続く3組目の吉本以外からの優勝者となりました。このことでブレイクしテレビ出演も増えていく事になっていきます。
サンドイッチマンの面白さ!
その2007年の対戦したライバルたちも凄いんです。キングコング、トータルテンボス、笑い飯、POISON GIRL BAND、千鳥、ダイアン、ハリセンボン、ザブングルなどそうそうたるライバルを押しのけての優勝でした。
今回の「M-1グランプリ」の歴代王者で、あなたが選ぶベスト漫才コンビは?という調査の結果は以下の通りです。(Yahoo!意識調査調べ。期間は6月29日~7月10日)
- 1位:サンドウィッチマン(2007年王者) 5万706票
- 2位:中川家(2001年王者) 3万2339票
- 3位:アンタッチャブル(2004年王者) 2万3745票
- 4位:ブラックマヨネーズ(2005年王者) 1万4512票
- 5位:NON STYLE(2008年王者) 1万2670票
- 6位:チュートリアル(2006年王者) 1万686票
- 7位:笑い飯(2010年王者) 6141票
- 8位:トレンディエンジェル(2015年王者) 4202票
- 9位:フットボールアワー(2003年王者) 3616票
- 10位:パンクブーブー(2009年王者) 3546票
- 11位:ますだおかだ(2002年王者) 2079票
このビッグネームのお笑い芸人たちの中でも、だれの目にも明らかに「面白い」のでしょうね。この得票数に現れているのかと思います。

出典:http://owarai-about.com/owarai-history/4523/
とにかく、サンドイッチマンの漫才やコントは、ネタがよくできていると素人目にも思えます。個人的には「ピザのデリバリー」や「ガソリンスタンド」のコントが好きです。
サンドイッチマンの漫才やコントの面白さは、ネタ作りにあると思われます。その視点の面白さが、サンドイッチマンの命なのではないでしょうか。
サンドイッチマンが伝える東北魂とは!
2011年3月11日の東日本大震災では、当日二人は東北放送の番組ロケ中に被災されました。実際に、山に避難し、津波や火災を目の当たりにされたそうです。その時の二人はラジオやテレビに音声だけで登場。被害を伝えておられました。
2011年3月12日に、伊達は公式ブログを更新、『戦後、俺たちのじいちゃんやばぁちゃんは日本を復活させた。世界には奇跡と言われた日本の復興。必ず復興します! 日本をナメるな! 東北をナメるな!』と投稿し話題となりました。
この一文は英訳され、英国紙『インデペンデント』電子版に紹介されています。

出典:http://avex-pictures.co.jp/topic/1046
また、2017年1月4日(水)22時よりBSフジ「東北魂TV2017新春!復興応援旅SPin熊本!!」が方法予定です。
東日本大震災をきっかけに生まれた番組で東北出身のサンドイッチマンやマギー審司、狩野英孝、鳥居みゆきなどの芸人が「お笑いで日本を元気にする」を合言葉にコントなどを繰り広げる番組で、東北の復興を願って始められました。
このお二人には、東北復興に尽力したいという魂が宿っている気がします。
まとめ
サンドイッチマンは、本人たちはコント師と言っているように、コントに近い漫才といった感じで、独得の視点のネタ作りでいつも笑わせてくれます。その笑いの質は「高く」素人にも玄人にも評価されています。
また「Mー1グランプリ王者」という看板に頼ることなく、新しいジャンルにも挑戦し、お笑い芸人の大喜利の祭典「IPPONグランプリ」にも参加し新境地を開こうともしています。
そんなサンドイッチマンはコンビ仲がいい事でも知られており、事あるごとに二人で番組内で東北復興支援を呼びかけたりイベントに参加したりしており、二人の人としての暖かさを感じます。正に「東北魂」ですね。
今後も、とにかく面白いサンドイッチマンに注目です!